アネモネ手帖

小説家・三木笙子のブログ

資料

明治時代のイクメン : 平岩弓枝『千春の婚礼』(文藝春秋)・湯沢雍彦『明治の結婚 明治の離婚』(角川書店)

恋女房である花世の妊娠が分かったとき源太郎は、 「茶碗より重いものは持たせませんし、掃除、洗濯も全部、わたしがやるようにします」 平岩弓枝『千春の婚礼』(文藝春秋) と宣言します。何しろ奥さんが大大大好きで、

夫を軽々と持ち上げて貞淑な妻と言われたい : 人間は何キロまで持ち上げることができるのか

以前、「貞淑な妻にはなれず」という記事を書いたのですが、以来、私にとって「重い物をいかに持ち上げるか」というのは、緊急性はまったくないものの気になり続けているテーマのひとつです。

「なるべく苦労しないようしないように」 : 『続・職人衆昔ばなし』 斎藤隆介 (文藝春秋)

『職人衆昔ばなし』『続・職人衆昔ばなし』で紹介されている職人さんは、一般的にイメージされるところの、いかにも職人らしい職人さんがほとんどなのですが、大工の小林丹治さんは違います。

幸福とは努力の結果手に入るのではなく天から降ってくるものである : 『ことばコンセプト事典』(第一法規)

「幸福」とは「あらゆる努力の最終目標」である。

108年前の巴里モンマルトルにあった墓場居酒屋

店の名前は「死人亭」もしくは「亡者軒」。1908年の巴里はモンマルトルにあった「墓場」がコンセプトの居酒屋です。

「きのこの山」「ミルクキャラメル」「ポテトチップス」「ポッキー」 定番菓子は何年前に作られたのか

国会図書館の6階にある売店の前には各飲料・菓子メーカーのポスターが貼られているのですが、12月現在、40周年を迎えた「きのこの山」のポスターが貼ってあります。 www.meiji.co.jp 嵐の松本潤くんが拝みたくなるほど美しいので、資料を読み疲れるとお茶を…

イギリス一の富豪とはどれほどのものなのか : 『シャネル スタイルと人生』ジャネット・ウォラク(文化出版局)

「金持の男とつきあうのが、一番お金がかかる。もらったのと同じだけ返さなくてはならないから」ココ・シャネルがそんなふうに言っていたような気がするのですが、なにぶん20年以上前に何かで読んだだけなのでうろ覚えです。

明治時代からあった「つんどく」

明治時代を舞台にした小説を書いていると、何気なく書いた単語が当時使われていたのかどうか、とても気になってくることがあります。