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アネモネ手帖

小説家・三木笙子のブログ

「子ども」とは誰なのか

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今日、職場に3歳くらいの男の子が遊びに来てくれました。
前に来たとはきは人見知りが激しくて、笑顔を向けても徹底的に拒否られたのですが、

 

今じゃすっかりお兄ちゃんになって、手を振ると元気に走り寄ってきてくれます。
対人能力アップしてるよ! 感動!
親でもないのに心底嬉しくなりました。
君の前途に幸あれ。

話変わって、

「ヨーロッパのランナーはコーチを必要とします。いろいろなことを教えて、一緒にいてくれる存在を求めます。しかしケニアでは違います。生き方が違うのです。赤ん坊は自分で立ってドアを開けられるようになったら、赤ん坊として母親に面倒を見てもらう時期は終わりです。あとは母親から離れて、コミュニティーの中の子ども集団の中に入れられて育ちます。ここにはヨーロッパとはまったく違う社会があります。5歳になったら、どこへ行って何をするかは子どもが自分で判断します。道に迷って死んでしまってもそれは子ども自身の責任。自分のことは自分で始末しなければなりません。それがここに存在する環境です。(後略)」
『ケニア! 彼らはなぜ速いのか』忠鉢信一文藝春秋

ケニア! 彼らはなぜ速いのか

ケニア! 彼らはなぜ速いのか

 

 

一般に「子ども」というと、幼児からせいぜい高校生くらいまでを思い浮かべるだろう。だが、「子どもの定義を『親が存命である』とすると、現在の日本の子どもの平均年齢は約33歳になる」
*総務省国勢調査」より博報堂買物研究所推計
週刊ダイヤモンド 2014・2/22号』(ダイヤモンド社

週刊 ダイヤモンド 2014年 2/22号 [雑誌]
 

 

日本とケニアではいろいろと条件が違いすぎるし、博報堂の推計は年齢のことだけを言っているので、比較するようなものではないと分かっているのですが、上の本と下の雑誌を続けて読んだせいか、軽くめまいを覚えたのでした。

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