アネモネ手帖

小説家・三木笙子のブログ

ホワイトデー殺人事件

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オコジョさん(夫)からバレンタインデーのお返しをいただきました。
海老好きのワタシのために、海老尽くしのおせんべいです。


オコジョさんは大変優しい方で、一緒に食事をしたときなど、海老が出てくると、ご自分だってお好きなのに、ワタシに優先的に食べさせてくれます。
お母さんのようです。


先週は気を張る仕事が続いたので、今日くらいはゆっくりしようと、いただいたせんべいをバリバリ食べながらミステリを読んでいました。
犯人は誰だろう。
動機は何だ。
好物の海老を食べられてしまった恨みとかどうよ。
すっごい分かるよ、それ!
と、ふいに、バレンタインデーにチョコレートを差し上げていないことに気づきました。


いかん!
あげてもいないのにもらってしまった。
しかもひとりでほとんど食べ尽くすというこの所業。

ワタシ「い、一緒に食べませんか」

オコジョさんは「食べてください」と笑っていました。