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アネモネ手帖

小説家・三木笙子のブログ

幸せは貪るべきではない

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マイブームはそうめんです。
ここ数週間、夕飯はずっとそうめんで、めんつゆにゴマ油やラー油を入れるときもありますが、基本的にはそうめん三昧です。

 

ワタシは好きになるとひたすらそれに熱中し、しばらく経つとあっさり離れ、後はスルーということを繰り返しています。


熱しやすく冷めやすいを地で行くのですが、オコジョさん(夫)からは、ほどほどに関わって長く好きでいれば、後になっても楽しめるではないかとたしなめられます。

 

何かを好きになろうとして好きになれたためしはなく、好きになるとは出会い頭の事故であり、つまりは努力の及ばぬ幸運です。
好きになれるということは幸福の最たるものだと思います。

その年、和田さんご夫婦に会ったのはそう多くない。講義準備とか小説執筆とで時間がなかったのも事実だが、他方、幸せというものは貪るべきではないという気持があったからである。


『海峡の霧』辻邦生 (新潮社)

きっとそうには違いないのですが、何かに夢中になっているときのあの充実感、迷いの無さ、力が湧いてくる感じが大好きで、「好き」という感情を燃やし尽くすのも悪くないなと思うのです。
でもとりあえず今日はラーメンを食べました。

 

海峡の霧

海峡の霧

 

 

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