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アネモネ手帖

小説家・三木笙子のブログ

人生の華

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9月に入ってすぐ、通勤途中に金木犀の香りがしました。
ああまた今年もこの季節がやってきましたよ。
まだまだ暑さが残っていますが、空は青く高く、空気の澄み渡る黄金の季節が目前です。
万歳!

 

ところで平均寿命を大体80歳と考えると、ワタシはこの先、約40回しか秋を体験することができません。

 

ワタシ「たったの40回かあ」
オコジョさん(夫)「40回もあれば十分でしょう」

 

しばし熟考して、確かにその通りだろうと思いました。
40回は少なくありません。
しかもワタシは飽きっぽく、基本的に好きであり続ける努力をしないのです。
いつか金木犀の香りが漂ってきても、何も感じなくなるときが来るでしょう。

 

だからこそ、何の損得もなく無我夢中でただ好きだと思える気持はとてつもなく貴重だと思うのです。
いつかは消える。
必ず終わる。
この「好き」こそは、心から美しいと思える人生の華です。

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