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アネモネ手帖

小説家・三木笙子のブログ

牧野千穂さんの個展に行ってきました

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9月14日(月)から「ギャラリーハウス MAYA」さんで開催されている牧野千穂さんの個展に行ってきました。
初日は牧野さんがいらっしゃったので、その場で購入させていただいた絵本にサインを描いていただきました。
何とイラスト入り。

 

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めんけべ!
(秋田の方言で「可愛すぎるだろ~!」といった意味)
ここ数カ月仕事が忙しく、心が枯れっ枯れだったので、とにかく美しいものが見たかったのです。
私は兼業作家で、働きながら書くことには慣れていますが、あまりに忙しくなると本すら読めなくなりますし、何を書きたいのかさえ忘れます。
なので、定期的に自分が何を好きなのか思いだし、綺麗なものを目にする必要があります。
そんなわけで会場に長居して、牧野さんの絵を思う存分眺めてきました。
個展の構成は、『くうきにんげん』の原画と、これまで描かれた本の表紙の原画(拙著『百年の記憶』もあります)、そしてオリジナル絵です。
これまで表紙を描かれた本もずらりと並んでいました。
本屋かと思うほどの量で圧巻です。
そして挿絵等のファイルも何冊もありました。
全部見ましたよ、ええ。
ポストカードも片っ端から買いました。
私は一番手前のバクがべらぼうに大好きです。
(この記事の一番上の画像)
バクが何かに後悔しているように見えて――と、自然にストーリーが思い浮かぶ、それでいて想像力を邪魔しない絵というのは本当に凄いと思います。
今回の個展には「Invitation」というタイトルがつけられていて、私はそれを物語世界への招待と理解しているのですが、物語に招待するということは、私たちを絵の中に連れていって、そこで自由に想像させることだと思います。
完全に完結していて想像する余地のない作品というのもありますが、それは少し寂しい。
余裕があり、余白がある、この「余」の部分は見えないんですが、感じることはできて、その空白の部分にどうしようもなく惹かれます。
牧野さんの個展は9月19日(土)まで、最終日には牧野さんもいらっしゃる予定だそうです。

 

牧野千穂さんのホームページ

twitter.com

怪談えほん (8) くうきにんげん

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 綾辻先生から贈られた蘭もありましたよ~。

うきわねこ

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百年の記憶 哀しみを刻む石 (講談社文庫)

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