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アネモネ手帖

小説家・三木笙子のブログ

イギリス一の富豪とはどれほどのものなのか : 『シャネル スタイルと人生』ジャネット・ウォラク(文化出版局)

資料

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「金持の男とつきあうのが、一番お金がかかる。もらったのと同じだけ返さなくてはならないから」
ココ・シャネルがそんなふうに言っていたような気がするのですが、なにぶん20年以上前に何かで読んだだけなのでうろ覚えです。

 
さて、この「金持」ってのは、どのくらいお金を持ってることなのかというと、

・真冬に苺や桃を贈る(1920年代)
・新鮮な野菜が入ったかごの中に巨大なエメラルドの原石
・邸宅をすべて見て回るのに車で15分かかる
・壁にルーベンスとかラファエロとかレンブラントとか
・車庫に17台のロールス・ロイス
・54のベッドルーム
・ちょっと頭が痛いと言うと世界中のどこにいてもロンドンから医師団が飛んでくる

まだまだありますが、きりがないのでやめておきます。
作品の資料として読んでいたのに、実在の人物のほうが作り話のようで思わず苦笑い。
20世紀初頭のパリを舞台にした『クラーク巴里探偵録』にはこれほどスケールの大きな大富豪は出てきません。
ってか、どの作品にもメインとしては出てこなくて、「どうやって食べていくの?」「ちゃんと栄養とってる?」と家賃や食事の心配をしているタイプが多いです。

 

★「三木笙子の新刊・既刊」のページに詳しい情報をまとめています。

 

シャネル―スタイルと人生

シャネル―スタイルと人生

 
クラーク巴里探偵録

クラーク巴里探偵録

 

 

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