アネモネ手帖

小説家・三木笙子のブログ

牡蠣であたる人に朗報? 食中毒の原因を取り除いた「あたらない牡蠣」 : ワールドビシネスサテライト(テレビ東京)

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「なんで牡蠣にあたるんだろう」とずっと思ってました。
1月12日のワールドビジネスサテライトの特集は「食中毒のない生牡蠣」。
一か月のテレビ視聴時間が10分以下のワタシも思わず画面に釘付けですよ。

 

www.tv-tokyo.co.jp

私は牡蠣にあたります。激烈な症状が出ます。
あの苦しみを思うと恐ろしくて、「火を通してあれば大丈夫」と言われても、カキフライどころかオイスターソースさえも口にできなくなりました。
もともとは牡蠣が大好きだっただけに、今生ではもう二度と食べることができないのかと哀しく思ってました。


「あたらない牡蠣」を作っているのはオイスターバー「GUMBO」を経営している「ヒューマンウェブ」という会社です。

www.oysterbar.co.jp

現在、沖縄の久米島を拠点にしてプロジェクトが進行中とのこと。


どうして牡蠣にあたるのか?
(この番組の説明によれば)牡蠣は大量に海水を吸うのですが、その海水に食中毒を引き起こすウィルスや菌が含まれているからだそうです。
それを避けるためのポイントは「水」と「餌」。

「水」
水深600メートル以上の深さから海洋深層水をポンプで吸い上げている。
この深さであれば有害な菌はほぼ含まれていない。

「餌」
牡蠣の餌であるプランクトンを室内で培養している。

今年の春には大型の養殖場が建設予定で、来年には出荷予定だそうです。
もしかしたら、生まれ変わらなくても牡蠣を食べられるかも……!


それにしても、美しい水と美しい食事だけで育ててもらえるとはなんて羨ましい話でしょう。
(食べられちゃうけど)
ワタシもそんな環境で暮らしたい!
それがかなわずとも、せめて自分が自分に対して、美しいものを見せてやり、聞かせてやり、与えてやって、あたらない牡蠣じゃなくて美しい小説を書きたい……


んですが、以前、真珠をモチーフにした小説(『人魚は空に還る』収録「真珠生成」)を書いたときに、真珠が何故できるのかを調べたことがあります。
貝にとって有害な異物(砂や小石)が内部に入りこんでしまった際、貝はそれを吐きだそうとしますが、できなかった場合は、自身を守るために炭酸カルシウムなどを分泌します。
これが真珠のもとになるのです。

 

本人(貝)にとって不愉快な状況が、他人(人間)にとって望ましい状況になるわけです。
ってことはあれ? 
有害物質を取りこんだほうが、いい小説が書けるってこと? 
いやいやいやいやいやいや、やっぱりワタシは真珠より牡蠣でお願いします。

 

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