『かつくらvol.17 2016冬』にアンケートを載せていただきました
初めてアンケートを載せていただいたのが2009年ですから、今回で7回目。
私は今、小説家として8年生なので、作家になってからほぼずっと載せていただいていることになります。
本当に光栄です。
質問は、
「2015年に読んで印象に残っている本は?」
「2015年の出来事で印象に残っている事は?」
「2016年のお仕事予定を教えてください!」
の3つです。
本屋さんで見かけたら是非お手にとってみてください。
現場の感覚では、目的はむしろ続けることなんですね。(P187)
先のこととは、とりあえず明日のことです。明日も今日と同じように勝負できるだろうか。それだけです。問題なのは。(P188)
確かに維持するって、地味で保守的な仕事です。
でも、続けさえすればいいのかという問題はありますが、創造することよりも維持することの方が道は険しく、「何かしら荘厳の気が漂っている」と語った人がいます。エリック・ホッファーです。「四六時中物事を良好な状態に保つために費やされるエネルギーは、真の活力である」と。(P244)
『新宿駅最後の小さなお店ベルク』井野朋也(ブルース・インターアクションズ)
何であっても続けることは険しい道ですが、私が作家を続けることができるのは読んでくださる方がいるからです。
続けさせてくださってありがとうございます。
それから「マイベストブック15→16」に『怪盗の伴奏者』を選んでくださった方、重ねてありがとうございます。
毎日たくさんの本が出ているのに、拙著を「一番」と言っていただけるなんて、目まいがするほど嬉しいです。
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三木笙子『クラーク巴里探偵録』(幻冬舎)
この機会に是非どうぞ!
20世紀初頭の巴里が舞台のミステリー。
曲芸一座の気難しい番頭が探偵で、料理上手な世話好きが助手です。
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