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アネモネ手帖

小説家・三木笙子のブログ

心の底から羨ましいと思う人 : 名古屋おもてなし武将隊 「天下の逸品フェア」 @ KITTE

心惹かれるもの

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今日初めて「名古屋おもてなし武将隊」の演武を見ました!
前からずっと見たい見たいと思っていたのですが、なかなか機会に恵まれず。
東京駅前にある麗しの「KITTE」で、今日・明日と「天下の逸品フェア」を行っているのでご興味のある方は是非どうぞ。
ああでも、忍者隊も見たかったなーちぇー。

 

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このアングルでワタシの背の高さが伝わるでしょうか。
こういうイベント物のときだけは、己の背の高さに感謝しています。こういうときだけね。


武将隊のイベントは30分でした。
内容はダンスとトークで、武将姿のダンスは格好いいしトークはひたすら面白かったので、本当に楽しかったです。


それにしても名古屋は有名な武将ばかり揃っていて羨ましいです。
誰かひとりだけでも大河ドラマができるのに、それが何人もいるんだもんなー。
羨ましいといえば最前列をぐるりと取り囲んだファンの女性たちで、「一番前でそんなに大きなレンズの一眼レフ!?」ってな感じの気合の入り方が誠に素晴らしかった。
武将隊の演武とファンの方のリアクションを半々くらいの割合で見ていました。


私は何かに熱中することをいつも願っています。
ですが情熱は出会い頭の事故でしか得られないもので、自分の意志で熱中することはできません。
だから今は、何かに熱中している人を見て、情熱の疑似体験をするのがせいいっぱいです。

「私も夏の夜明けの立葵の 透明な花に夢中になることはあります。いえ、何日もつづけて書に打ちこんで、家のことも、家業のことも、すっかり忘れていることもあります。でも、私はや はりこの世に戻ってきて、家長の勤めも果すし、家業の繁栄に心を配ります。しかしあの人たちは、そういうものがない。あの人たちは自分を酔わせる世界に行 き、そこに移り住んで、こちら側のことは考えるどころか、そんなものがあると思ってもいないのです。あの人たちの眼が、ものを見ているようで、そのくせ、 放心したようにぼんやり見えるのは、そのためです。あの人たちは自分を酔わせる世界をじっと見つめ、他のものは眼に入らないのです」


『嵯峨野明月記』辻邦生中央公論新社

いいなあ、羨ましいなあ。

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ちょっと寂しい気持を抱えて、帰りは名古屋弁のペッパーと遊んできました。
画像はマツケンサンバを踊るペッパーです。

 

★「三木笙子の新刊・既刊」に三木笙子の詳しい仕事情報をまとめています。