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アネモネ手帖

小説家・三木笙子のブログ

果てしなく物語を生む種を求めて : 「東京ガス・ガスパッチョ」「サンリオ・ぱんくんち」

心惹かれるもの

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職場で「ゆるキャラ好き」と言われるのですが、まあそれは否定しませんけれども、ワタシはむしろ「設定好き」です。

 
ゆるキャラではありませんが、サンリオにおける最愛のキャラクターは「ぱんくんち」

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http://www.mylifenote.net/009/post_1760.html

このシリーズの設定は強烈です。

笹の葉が嫌いで家出したパンダの「ぱんくん」、給食で残されるのがイヤで学校から逃げ出した「コッペパンくん」、顔にジャムを塗られるのがイヤで逃げ出し た「ショクパンくん」の3人を主人公に、それぞれイヤなことから逃げてきた3人が不思議な島「短パンタウン」へたどり着き、共同生活を始めるという設定のキャラクター。

逃げすぎだろう。
ですがワタシはこのキャラクターが好きで好きで大好きで、白いパンダのぬいぐるみなんか二つも持っているくらいですが、哀しいかな、あまり売れなかったらしく、今ではお目にかかれません。
他のキャラクターの設定もカッ飛ばしていて(主人公の「ぱんくん」と噂になる色っぽい未亡人とか)、ビジュアルも愛らしいと思うのですが、ワタシはこの一連の設定が好きだったのだと思います。


さて、次は有名な東京ガスの「ガスパッチョ」
「ガスパッチョ」が名前だとお思いの方もいらっしゃるでしょうが、正確には「火ぐまのパッチョ」です。
パッチョは火ぐまの国の王子様で、「クールになった心に火を灯すため、人間界にやってきた。」のですよ。
実はプリンスなんですよ!
どこが!?
と思った方は「パッチョの日記」をお読みください。
王子様ぶりは日記に表れていて、

8月19日(火)
クルーザーも飽きたな。


11月4日(火)
スーパーコンピューター
買ってみた。中古で。


6月9日(火)
ここんとこ、
カードしか使ったこと
ないな。

どんだけカネ持ってるんでしょう。
バックに東京ガスがついているからでしょうか。


ただちょっと気になるのは、

12月16日(火)
忘年会の店
決めなきゃ。
だれもよんでないけど。


1月20日(火)
寿司屋、
開いたけど
だれも来ないな。


12月22日(火)
今年はだれか
来てくれるかな。
(クリスマスパーティーのイラストあり)

友達がいないように見えることです。
人の寂しい心を暖かくするため、わざわざ異世界から来てくれたのに、友人のひとりもいないなんて可哀想――と思っていたら、現れましたよ!

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https://request.tokyo-gas.co.jp/power/req/index.html?anchor=movie

電パッチョです。
これからはひとりじゃないのね、電力自由化になって良かった良かったと、過剰な思い入れをしているあたり、ワタシはこの設定も好きなようです。


私は自分自身で設定を作り、紙の上にしか存在しないキャラクターを動かしてストーリーを作る遊びが、昔から好きで、そして今も大好きです。
良い設定は果てしなく物語を生みます。
私の夢のひとつは、自分でも「最高だ!」と思う設定を作ることです。


ところでワタシは「パッチョおみくじ」で大吉を引いたことがあるんですよ。イエー!

 

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