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アネモネ手帖

小説家・三木笙子のブログ

動物戦隊「ジュウオウジャー」 第5話「ジャングルの王者」感想

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今日もレッドは惚れ惚れするほどいい子で、どっちが善で悪かというより、「レッドのいるほうを応援しよう」と思ってしまいます。
この心の清さよ!
有り難くって、思わず手を合わせたくなります。

 

今回はゴリラのジューマン・ラリーさんが登場しました。
怪しい外国語待交じりの日本語を話しますが、人間専門の学者さんです。
が、ジュウオウジャーのように人間に変身せず、そのままの姿で調査していたため、人間に怖がられ、ついには拳銃で発砲されるにいたって、極度の人間嫌いになってしまいました。

グリーン「僕は人間の気持が分かる」
ブルー「お互い違う世界の生き物だもん」

冷静な青緑に対して、心根の優しいレッドは「びっくりすんの当たり前だろ」なんてことは決して言いません。

レッド「ラリーさんは人間を見るたびに辛いんだって思うと……」

ひたすらに相手の心情を思いやっています。
なんていい子だ。


そこで何とかジュウオウジャー全員で、ラリーさんの心を開こうと努力しますが、トラウマが深くてなかなかうまくいきません。
ついには「どうしたらいいと思う」と鹿にまで相談するレッド。
つぶらな瞳の小鹿よりレッドのほうが可愛いよ。
このレッドならサンリオのキャラクターにいてもいい。
バンビ級の愛らしさを誇るレッドを見て、さすがのラリーさんも逃げてばかりはいられなくなり、思わずレッドに話しかけてしまいます。
すかさずレッドは、人間が好きだからこそ、人間の学者になっただろうに、それを嫌いになってしまうなんて、どんなにお辛かったでしょうと畳みかけ、

レッド「俺はラリーさんのこと、怖くない」

言いながら手を取って、

レッド「傷つけたりしない」

「口説いてんのか」と思うほどの真摯さで、これで心が動かないわけはありませんよ。
ついには、目にするのも嫌がっていた人間(レッド)が瀕死の状態になると、自分の生命力を分けて助けてくれるまでになりました。

レッド「ラリーさんが助けてくれたんですね」

大きな黒い目がきらきらと輝いて、助ける助ける、貴方だったら誰でも助けてくれるよ~。


それにしてもレッドは本当に礼儀正しい優等生なので、決め台詞の「本能覚醒」「野性解放」「なめるなよ」といった勇ましい言葉が似合っていないような気がします。
でもワタシ全然好きなんで!
まったく問題ないッス。


さて今週は見所が多くて、一回では消化しきれず二回見直しましたが(なんていい脚本だ)、もう一点推すのは、斧を片手に窓ガラス越しに現れた寺島さんを見て、イエローが怯えて逃げる場面です。

寺島さん「薪割り、頼んだんだけど」
イエロー「わりぃ、今やっから」

この二人はバランスが良くていいコンビだと思います。
ラリーさんは来週も出てくるようで今からすっごく楽しみ!

 

www.tv-asahi.co.jp

 

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