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アネモネ手帖

小説家・三木笙子のブログ

動物戦隊「ジュウオウジャー」 第6話「ワイルドなプレゼント」感想

ジュウオウジャー

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本日のプレイヤー(敵)はチームアザルトの「ガブリオ」。
雑食系で、ビルから武器まで何でも食べます。
ジュウオウジャーと対峙しても、

ガブリオ「俺の仕事は食うこと!貴様らの相手ではない!じゃあね~!」

 

食べることしか考えていないので、

ガブリオ「誰だったけ?」

ジュウオウジャーの名前も覚えないし、戦闘もパス。
逃げているのではありません。

彼らがそれぞれの生涯をふりかえりながら、おのが生涯の軌跡を確かめ直すその声の響きには、自分の生きかたは動かしようのないものだという思いが溢れている。


『廻廊にて・嵯峨野明月記<新潮現代文学64>』解説・菅野昭正 辻邦生(新潮社)

己の生き方に忠実なのです。
「戦ってくれなかったらストーリーが終わらないじゃん」という大人の事情も完全シカト。
ある意味とても正しい選択をしています。
たとえ格下とはいえ、相手にしていたら時間も取られるし、怪我をするかもしれません。
戦うのが好き、痛めつけるのが好きという場合は別ですが、「仕事=食べること」ならば、それ以外は何もかも切り捨てて、ガブガブするのに集中すればいいのです。
そんなガブリオも、

ガブリオ「おちおちメニューも選んでらんねえ!」

食事の邪魔をされるとようやく重い腰を上げて戦闘を開始しましたが、お定め通り敗北してしまい、

ガブリオ「俺はまだまだ食べたいものが……!」

その断末魔の叫びは人の心を揺さぶります。


ガブリオがとても気に入ったので長々と書き連ねましたが、今日のメインはそこではありません。
前回からの話の続きで、レッドがラリーさん(ジューマン・ゴリラ)から生命力をもらったのはいいけれど、そのせいでラリーさんは老化し、寿命が減ってしまったのです。
何と重い展開でしょう。
おまけに、そもそも幼い頃のレッドを助けてくれた鳥男(ジューマン・鷲)も生命力を分けてくれたということが分かって、クソ真面目なレッドは番組内にメンタルを立て直すことができるのかと冷や冷やしました。
ますます陰のあるレッドになりそうです。


なお、今日の寺島さんはニワトリの着ぐるみでした。
今は出落ち状態ですが、いずれレッドが悩んで悩んで身動きできなくなったときはきっと助けてくださるんでしょうね。

 

www.tv-asahi.co.jp

 

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