アネモネ手帖

小説家・三木笙子のブログ

チャンスはチャンスの顔をしていない

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以前、あるセミナーに誘われたことがあります。
はっきり言ってワタシは行く気がなく、行く直前まで断る気満々で、受講中も不満たらたら、帰ってきた後も時間の無駄だったと思ってました。

 

ところで、そのセミナーにはAさんという方が参加していました。
Aさんはワタシが物凄く欲しがっていた資料をゲットできる立場にある方です。
Aさんがいらっしゃるということは事前に知っていたのですが、ワタシから見れば雲の上というのか、ずいぶん縁遠い方で、同じ場所にいたところで自分には全然関係ないと思っていたのです。


が、それから数年して、Aさんに大変お世話になりました。
縁と言ってもそのセミナーで顔を合わせただけのことで、挨拶以外はろくに話もしなかったのです。


後になってつくづくと、チャンスはチャンスの顔をしていないと思いました。
もしくは自分の目にはチャンスに見えていない。
阿久悠さんが、みんな意外とチャンスを逃がしている、と書かれていたのを読んだことがあります。
自ら積極的にスルーしているといったニュアンスでした。


チャンスをむざむざ見逃すはずはないだろうと思っていたのですが、逃がすのも当然で、チャンスは分かりやすくチャンスじゃないんですね。


そりゃ見逃すよ、だってだいぶ違う顔してるもん。


となると対策としては、見る目を養うか、それが無理なら毎回バットを振り続けるしかないのかもしれません。

 

【プロフィール】

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デビューした時から「仕事や勉強の後にほっとした気持で読むことができる小説」を目指してきました。

読者に「優しくて暖かな雰囲 気」「心地よい哀しみと快い切なさ」「読後感の良さ」を提供したいと思っています。

好きな作家は辻邦生平岩弓枝浅田次郎

 

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