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アネモネ手帖

小説家・三木笙子のブログ

動物戦隊「ジュウオウジャー」 第8話「サバンナのメロディー」感想

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 今日の見所は以下の3点です。

1.リーダーの心得
2.物には言い方がある
3.「生き残る種」とは

 

1.リーダーの心得


本日のプレイヤー(悪役)は騒音をまき散らす「ヤバイカー」。
この特殊な騒音「パラリラノイズ」を聞いた人間は狂暴化してしまいます。
が、ヘッドホンをつけていると効果がないと分かり、

「俺のメンツに関わる!」
「メンツの問題なんで」

とにかく体面にこだわる性格で、チームリーダーのアザルドに説教をされます。

「効かねえやつはほっとけよ。無防備な獲物もたくさんいるだろ」

アザルドは当初、単なる脳みそ筋肉タイプの親分かと思っていましたが、子分の面倒見もいいし、説教も誠に真っ当で、大変良いリーダーだと思います。


2.物には言い方がある


ブルーは本体が鮫であるため非常に耳が良いという設定です。
そのため、ヘッドホンをしていてもパラリラノイズの影響を受けてしまいました。
ヤバイカーとの戦闘には大変不向きのため、留守番をするように言っても勝気な彼女は聞き入れません。
男性陣(レッド・グリーン)が困っていると、ホワイトが出てきて、

「また暴走して足引っぱうちゃうとかセラちゃん(ブルー)も嫌でしょ」

そんなふうにはっきり言ったら絶対に引かないだろうと思うのですが、ずけずけ言ってしまうあたりがホワイトです。
しかし不思議なことに彼女の物言いはイラっとしません。
わがままで熱意に欠けるため、チームを組むにはあまり良いメンバーだとは思えないのですが、セーフとアウトのバランスをギリギリ取っているキャラクターです。


3.「生き残る種」とは


ヤバイカーの攻撃を受けて手に怪我を負ってしまったミュージシャン志望の男性。
明日は自作した曲を持ちこんでのオーディションだというのにギターが弾けません。
棄権するという男性に対して、怪我をさせてしまったことに責任を感じるイエローは説得を試みます。
しかしこの説得方法がかなり特殊。
突然、本体(ライオン)に戻り、

「人間じゃねえ俺がこんなに気に入った曲だぞ。人間が気に入らねえわけがねえ」

簡単に正体を明かしすぎだろう。
ライオンが気に入れば人間も気に入るに違いないとはどういう理屈だ。
が、この場合必要なのは勢いというもので、ロジックよりはパッションです。
男性も目の前に突如、ライオン(正確には頭部がライオンの生物)が現れて腰を抜かしていたのですが、翌日にはすっかり現状を受け入れ、

「人に戻ってる。(尻尾を)触っていい?」

非常に順応性の高い方でした。

生き残る種とは、最も強いものではない。
最も知的なものでもない。
それは、変化に最もよく適応したものである。
ダーウィン

今日は寺島さんがお出にならなかったのだけが残念でした。

www.tv-asahi.co.jp

 

【三木笙子プロフィール】

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デビューした時から「仕事や勉強の後にほっとした気持で読むことができる小説」を目指してきました。

読者に「優しくて暖かな雰囲 気」「心地よい哀しみと快い切なさ」「読後感の良さ」を提供したいと思っています。

好きな作家は辻邦生平岩弓枝浅田次郎

 

★「三木笙子の新刊・既刊」に三木笙子の詳しい仕事情報をまとめています

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