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アネモネ手帖

小説家・三木笙子のブログ

動物戦隊「ジュウオウジャー」 第11話「動物大集合」 感想

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第11話の見所は以下の2点です。

1.優しい叔父様
2.フィクションの有り難さ

 
1.優しい叔父様


寺島さんは出落ち担当のまま最終回を迎えるのかと思っていましたが、さすがにそんなことはありませんでした。

真理夫おじさん「考えこむと眠れなかったもんな」

寺島さんの役名が「森真理夫(もり・まりお)」です、念のため。


寺島さんは繊細な甥(レッド)のためにホットミルクを作ってくれました。
眠れない成人男子のためにホットミルク。
何て愛らしいんでしょう。


ちなみにワタシはストレスがたまると食事ができなくなって痩せ細っていきます。でも眠ることはできる。

真理夫おじさん「学者ってのは自分の気持ちで真実を曲げちゃいけねえんだろ?」

すっかり忘れていましたが、レッドは動物学者です。
ちなみにワタシは自分の気持に合わせて真実をねじ曲げていくので学者にはなれません。小説家でお願いします。


それにしてもこの叔父と甥の信頼関係を見ていると本当に胸が温かくなります。
親子ほど濃くもないが、赤の他人ほども遠くないという、この血のつながりの距離感が好き。


2.フィクションの有り難さ


レッド以外のメンバーが故郷に帰るための鍵が「王者の資格」。
ちょっと大きめの透明なルービックキューブのような形をしています。
殺人マシーン「ギフト」が暴れているさなか、この「王者の資格」の手がかりをゲット。
4人の家に帰りたいだろうという思いを尊重して、レッドは一人でラスボス謹製「ギフト」に戦いを挑みます。

レッド「この世界は俺一人で守る」

仕事の山を抱えたサラリーマンが、援護射撃なしで連日徹夜をしているように見えて、テレビの前で泣いてしまいました。
こういう人が身体を壊すんだよ……。


が、もちろん他の4人が助けに来てくれました。
現実では有り得なくても、せめてフィクションの中くらいはうまくいってほしいと心から願うワタシの希望通りのラストでした。


それにしてもジニス様のご希望に添えなかったナリアの心中やいかに。

 

www.tv-asahi.co.jp

 

【三木笙子プロフィール】

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デビューした時から「仕事や勉強の後にほっとした気持で読むことができる小説」を目指してきました。

読者に「優しくて暖かな雰囲 気」「心地よい哀しみと快い切なさ」「読後感の良さ」を提供したいと思っています。

好きな作家は辻邦生平岩弓枝浅田次郎

 

★「三木笙子の新刊・既刊」に三木笙子の詳しい仕事情報をまとめています

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