アネモネ手帖

小説家・三木笙子のブログ

【新刊情報1】18年11月30日発売 『月の王子 砂漠の少年』三木笙子(小学館)

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前 : アリー(教王の第二王子)
後 : サリフ(次代の時計守で観察術使い)

「誰が聞いているか分からないんだ。二度とそんなことは言わないでくれ。俺のせいでお前に何かあったら、俺は一生自分を許せない」
 アリーはサリフの手を押し戻した。
「友すら救うことができないとはな」
「犠牲なんて思っていないさ。この国を守ることはお前も守ることだから」


第一話「魔法の蘆筆」

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【新刊情報3】書店さんに並べていただきました / 18年8月30日発売 『帝都一の下宿屋』三木笙子(東京創元社)

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オコジョさん(夫)の同僚の方から、近所の本屋さんの画像を送っていただきました。
(撮影と二次使用の許可をいただいたとのこと)
ありがとうございます!

 

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帝都一の下宿屋

帝都一の下宿屋

 

 

【新刊情報2】使われている紙とサイン本について / 18年8月30日発売 『帝都一の下宿屋』三木笙子(東京創元社)

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私は10年前の8月に東京創元社さんから『人魚は空に還る』という作品でデビューしました。
祝10周年!
だからというわけではないのですが、今回の新刊は凝った造りになっています。

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【新刊情報1】18年8月30日発売 『帝都一の下宿屋』三木笙子(東京創元社)

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右 : 仙道湧水(小説家)
左 : 梨木桃介(下宿屋「静修館」の大家)

「いずれ先生も所帯を持つんだから、覚えといて損はないよ」
「その所帯とやらで、ここと同じくらい美味しい食事をいただくことはできるのでしょうか」
 真剣に考えこんだ湧水を見て、桃介が噴き出した。
「静修館に一生いるつもりじゃないだろうね」

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