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初版は1993年、今から24年前で、ずっと手元に置き、繰り返し読んできた本ですが、今月、講談社文芸文庫から文庫が出たので買い直しました。
古い時代を小説の舞台にすると、調べる資料が多くなります。『モンマルトル日記』では、辻先生が小説を書く上での課題を考え抜いているのですが、私にとって特に関心があるものばかりなので、今もしつこく繰り返し読んでいます。「調べて書く」はその中のひ…
大大大好きな「天切り松」シリーズの最新作!
木曜日って疲れませんか。
辻邦生のために 作者: 辻佐保子 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2002/05 メディア: 単行本 クリック: 1回 この商品を含むブログ (2件) を見る この本の表紙裏が上記の写真で、辻邦生先生の書斎です。蔵書はもちろん、ここにあるだけでなく、
明治時代を舞台にした小説を書いていると、何気なく書いた単語が当時使われていたのかどうか、とても気になってくることがあります。
私好みの美男子を出したくて小説を書いているようなものですが、まさか「イケメン」と形容するわけにはいかず、どんなふうに書いたら説得力があるか勉強しよう、というのが今日のテーマです。手元にある小説から選んだのですが、たまたま全員男性作家でした…