アネモネ手帖

小説家・三木笙子のブログ

東京国立博物館特別展「キトラ古墳壁画」

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前回は130分待ちでしたが、今日は平日の夜だから空いているだろうと思って行ってみたところ、

 
外での待ち時間 60分
中での待ち時間 30分

1時間半待ちでした。
前回よりは40分短いよ……と自分をごまかして並びました。

しかし今日は本当に寒かった。
寒がりのワタシなど、Gジャンの上にハーフコートを着こむという重装備ぶり。

オコジョ(夫)「いいですか。寒いといっても、今は5月なのですよ」

5月でこの寒さなら、間違っているのは暦のほうだ。
体温の高いオコジョさんにべったりとくっついて寒さをしのぎました。

「中での待ち時間」って何だろう、と思っていたのですが、今回、本物の壁画が展示されており(一部)、それを見るために中でさらに並ぶ必要があって、それが「30分」なのでした。


それにしても、この壁画を描いた方は、「盗掘されるかもなー」くらいは思ったかもしれませんが、約1300年後、「うわーすごーい」「ホンモノー」「上手ー」「手すりに強度がありませんので寄りかからないでくださーい」と言葉が飛び交う中、ガン見されることになろうとは、きっと想像しなかったでしょう。
やっぱり仕事って手を抜けませんね。

さて、帰りはミュージアムショップに寄ってきました。
トーハクのショップは二階がブックストアになっていて、

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本好きには涎の出そうな素敵エリアとなっています。
ちなみにワタシがゲットしたのは、キトラではなく埴輪。

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この力の抜けそうなデザインがたまりません。