アネモネ手帖

小説家・三木笙子のブログ

2014-01-01から1年間の記事一覧

【新刊情報3】三木笙子『クラーク巴里探偵録』: 発売中

明日発売予定ですが、もうすでに本屋さんに並んでいるようで、 オコジョさん(夫)がゲットして画像を送ってくれました。今回も安定の2冊買いです(1冊は貸し出し用)。現在、オコジョさんの職場は文字通りの修羅場ですが、そんなときでもちゃんと買っていた…

明治時代からあった「つんどく」

明治時代を舞台にした小説を書いていると、何気なく書いた単語が当時使われていたのかどうか、とても気になってくることがあります。

【新刊情報2】三木笙子『クラーク巴里探偵録』: 帯とあらすじと各話のタイトルについて

見本をいただいたので、帯付きの画像を一足先にアップ!そして裏表紙に載っているあらすじは以下の通りです。

世界征服を企む暗黒組織の女幹部と囚われた謎の美少女人魚

明日2月1日発売の『B'sLOG COMIC vol.13』(エンターブレイン)に「帝都探偵絵図 ~人魚は空に還る~」第3話が掲載されています。表紙は画像の通りですが、一瞬、タイトル(↑)のようなコピーが思い浮かびました。

生きている人がいなくても寂しくはない

閉山した鉱山に住む人はありません。私が小学生の頃ですから、もう三十年くらい前のこと、近くの鉱山跡へ社会科見学に行きました。集まった子どもたちに、かつての鉱山関係者でしょうか、ひとりの男性が鉱山の歴史を語ってくれたのです。その方はひとりで、…

【新刊情報1】三木笙子『クラーク巴里探偵録』:表紙はこよりさんに描いていただきました

クラーク巴里探偵録 (幻冬舎文庫) 作者: 三木笙子 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2014/02/06 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 来月6日に幻冬舎さんから新刊を出していただきます。

一読しただけでテンションが上がる容姿の優れた男性をいかに描写するか

私好みの美男子を出したくて小説を書いているようなものですが、まさか「イケメン」と形容するわけにはいかず、どんなふうに書いたら説得力があるか勉強しよう、というのが今日のテーマです。手元にある小説から選んだのですが、たまたま全員男性作家でした…

職場のポルターガイストと熱心な幽霊修道士

先日、遅番だったのですが、いつも通りに出勤しました。「まーた遅番忘れて朝から来たのかよ」という同僚たちの視線が痛かったので、

フライパンに卵が張りつかない綺麗な目玉焼きの作り方

料理のできる方は「何を今さら」とお思いでしょうが、料理のできない人間にとって、黄身をつぶさずに、絵に描いたような当たり前の目玉焼きを作るのは至難の業です。何度やっても卵がフライパンにべったりくっついて黄身が壊れるんだもん。宣伝文句につられ…